令和4年 参議院選挙結果 関東編

令和7年の参議院選挙にて、参政党が大躍進しました。

具体的にどの市町村において得票率が高かったのか気になったのですが、
今日時点では市町村別の得票数の結果が公開されていなませんでした。

ということで、とりあえず前回(令和4年)の参議院選挙の結果を可視化してみることにしました。


(掲載するデータは個人の作成物であり必ずしも正確ではないことをご了承ください。当ブログは掲載内容で生じた損害に対する一切の責任を負いません。)

主要政党の比例代表における得票率は以下の通りです。

  • 自民党 34%
  • 公明党 13%
  • 日本維新の会 15%
  • 立憲民主党 13%
  • 国民民主党 6%
  • 日本共産党 7%
  • れいわ新選組 4%
  • 参政党 3%
  • 社民党 2%
  • NHK党 2%

多くの市区町村で自民党が最も得票率が高かったため、より地域色が出やすいよう、各政党の全国平均よりも高い得票率の市区町村を色付けしました。


各政党の得票率が全国平均の1.5倍以上を濃い色、平均の1.25倍以上を薄い色で色付けしてます。
(自民党の場合、51%以上を濃く、42.5%以上であれば薄く、それ以下は白色)

なお、市区町村の区域データは国土数値情報ダウンロードサイトを参照しています。

まずは関東における、自民党について。

東京・神奈川・千葉の首都圏では平均以上の得票率は得られておらず、北関東や外房で得票率が高くなっています。群馬県は衆議院議員の福田氏、小渕氏、中曽根氏といった、いわゆる世襲議員の地盤となっているため、得票率が高めとなっていそうです。神奈川県は小泉進次郎氏、河野太郎氏、菅義偉氏の選出県になりますが、得票率が高めに出ていないのが意外でした。

次、公明党。

自民党と同じく、首都圏では平均以上の得票率は得られていませんが、自民党を補完するように埼玉や内房・九十九里周辺で得票率が高くなっています。

次、日本維新の会。

こちらは、平均以上の得票率を得ているのは栃木県さくら市のみでした。

次、立憲民主党。

さいたま市の一部で平均以上の得票率を得ていましたが、全体的には低調でした。
さいたま市は、枝野幸男氏の地元になります。

次、国民民主党。

こちらも全体的には低調でしたが、23区の一部や横浜市、川崎市といった首都圏においても、平均以上の得票率を得ているのが前述の政党との違いになります。国民民主党の支持団体に電機連合や自動車総連が挙げられ、これらの組織票が影響した可能性が考えられます。また、日立市周辺でも平均以上の得票率となっており、日立グループの組織票の影響でしょうか。

次、日本共産党。

こちらは東京都内の多くの市区で平均以上の得票率となっていました。東京都に有力な他野党がいないため、対与党の受け皿になっているのか、、東京都で得票率が高い理由はわかりませんでした。

次、れいわ新選組。

東京都と埼玉県南部で平均以上の得票率となっており、地域的な偏りが最大な気がします。山本代表自身が東京都選出の議員ですので、お膝下ということなのでしょうか。

次、参政党。

この頃、平均以上の地域は港区、渋谷区、横浜市中区、葉山町のみでした。比較的所得が高い地域のような気がします。

次、社民党。

こちらは、東京都の府中や町田、国分寺といった東京都中部で平均以上の得票率となっていました。

次、NHK党。

こちらは、東京都の都心部で平均以上の得票率となっていました。立花氏が都議選に出たりしていたので、その知名度のためでしょうか。

最後、みんなが気になる幸福実現党。

幸福実現党の全国での得票率は0.3%でした。地域的な強い偏りは特になさそうで、各市区町村に薄く広く支持されてそうでした。

以上が関東編になります。
他の地域でもやっていこうと思います。

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